【完全版】クロケット&ジョーンズのサイズ感を徹底解説|ラスト別・日本サイズ換算表つき
クロケット&ジョーンズはイギリスのノーザンプトンを拠点とする名門革靴ブランド。その魅力に惹かれながらも、「UKサイズって何を選べばいい?」「ラストによって違うって聞いたけど…」と、サイズ選びに迷っている方は多いはずです。この記事では、モデルやラストごとのサイズ感の違いから日本サイズへの換算方法まで、購入前に知っておきたいポイントをまとめて解説します。
クロケット&ジョーンズの革靴はラスト(木型)によってフィット感が大きく異なるため、「他のブランドと同じ感覚で選んだら失敗した」という声が後を絶ちません。この記事を読めば、自分の足に合ったサイズをネットで選ぶ精度が大幅に上がります。
目次
- クロケット&ジョーンズとは?ブランド基本情報
- UKサイズと日本サイズの換算表
- ウィズ(足幅)表記について
- 主要ラスト別サイズ感まとめ
- 人気モデル別おすすめサイズの選び方
- ネット購入でサイズを失敗しないコツ
- Amazonと楽天で購入できるおすすめモデル
- まとめ
クロケット&ジョーンズとは?ブランド基本情報
クロケット&ジョーンズ(Crockett & Jones)は、1879年にイギリスのノーザンプトンでジェームズ・クロケットとチャールズ・ジョーンズによって創業された老舗シューズブランドです。140年以上の歴史を誇り、伝統的なグッドイヤーウェルト製法による堅牢かつ上質な革靴は世界中の靴好きから愛されています。
2017年にはイギリス王室御用達(ロイヤルワラント)を取得。ジョン・ロブやトリッカーズと並ぶ、英国靴ブランドの最高峰としての地位を確立しています。また、ジョージ・クレバリーやジョン・ロブ・パリなど一流ブランドのOEM製造も手がけてきた実績があり、その技術力は業界内でも折り紙つきです。
映画『007 スカイフォール』でジェームズ・ボンドが着用したことでも世界的な注目を集め、「コストパフォーマンスに優れた英国靴の代名詞」として日本でも非常に人気の高いブランドです。
公式サイトはこちら:Crockett & Jones 公式ウェブサイト
UKサイズと日本サイズの換算表
クロケット&ジョーンズのサイズ表記はすべてUK(イギリス)サイズで統一されています。日本のセンチ表記とは異なるため、まず換算表で自分の目安サイズを把握することが重要です。
⚠️ 重要ポイント:クロケット&ジョーンズの革靴は、実測サイズより0.5〜1cm程度大きいUKサイズを選ぶのが基本です。スニーカーのサイズを基準にすると大きくなりすぎる場合があるため、必ず足の実寸を測ってから換算してください。
| 日本サイズ(cm) | UKサイズ(目安) | EUサイズ(目安) | USサイズ(目安) |
|---|---|---|---|
| 23.5〜24.0 | UK 5.5 | 39.5 | 6.5 |
| 24.0〜24.5 | UK 6 | 40 | 7 |
| 24.5〜25.0 | UK 6.5 | 40.5 | 7.5 |
| 25.0〜25.5 | UK 7 | 41 | 8 |
| 25.5〜26.0 | UK 7.5 | 41.5 | 8.5 |
| 26.0〜26.5 | UK 8 | 42 | 9 |
| 26.5〜27.0 | UK 8.5 | 42.5 | 9.5 |
| 27.0〜27.5 | UK 9 | 43 | 10 |
| 27.5〜28.0 | UK 9.5 | 43.5 | 10.5 |
| 28.0〜28.5 | UK 10 | 44 | 11 |
例えば、足の実寸が25.0cmの方であればUK 7が目安となります。ただし、これはあくまでも一般的な換算であり、後述するラストの特性やウィズによって前後することがあります。
ウィズ(足幅)表記について
クロケット&ジョーンズの靴にはウィズ(足幅)の概念があり、主にEウィズとDウィズ、そして一部モデルにGウィズ(ワイドフィット)が存在します。
| ウィズ | 特徴 | 向いている足型 |
|---|---|---|
| D ウィズ | やや細身・スリムなシルエット | 足幅が細め・標準の方 |
| E ウィズ | 標準幅・最も展開が多い | 日本人の平均的な足幅に対応 |
| G ウィズ | ワイド設計 | 幅広の足の方 |
クロケット&ジョーンズではEウィズのモデルが最も多く展開されており、日本人の標準的な足幅にも比較的対応しやすいとされています。ただし、日本のJIS規格のE表記とは基準が異なるため、実際の感覚として国産靴の「2E〜3E相当」に近いと思われることもあります。
💡 サイズ選びのヒント:DウィズとEウィズでは、同じUKサイズでも甲の高さや土踏まず周辺のフィット感が異なります。Eウィズで少し緩いと感じる細足の方はDウィズを試す価値があります。また、DウィズからEウィズに変える場合はハーフサイズダウンが目安になることも覚えておきましょう。
主要ラスト別サイズ感まとめ
クロケット&ジョーンズ最大の特徴であり、最大の難所でもあるのがラスト(木型)の多様さです。同じブランドでも、ラストが違えばサイズ感は大きく変わります。以下に主要ラストの特徴とサイズ感の傾向をまとめます。
ラスト 325(カントリー系ローファー向け)
キャベンディッシュなどのカントリーシューズやローファーに使用される歴史あるラストです。ラウンドトゥで前足部にボリュームがあり、クロケット全体の中でも比較的ゆったりとしたサイズ感。もともと厚手の靴下の着用を想定した設計のため、幅に余裕があります。ラスト337や348を基準に選ぶと、ハーフサイズダウンが目安になる場合が多いです。
ラスト 337(通称:パリラスト)
2001年にフランス・パリ店のために開発されたラスト。オードリーなどに採用された、クロケット&ジョーンズを代表する名ラストです。ロングノーズ気味のセミスクエアトゥが特徴で、フレンチエスプリを感じさせるエレガントなシルエット。甲はやや低め、ウエストは適度に絞られた設計です。
サイズ感はやや細身寄りで、普段のサイズ感に近い選択が多いですが、甲が高い方は少し余裕が感じられる場合があります。EウィズとDウィズの2展開があり、DウィズはEウィズより細身のシルエットになります。
ラスト 348(通称:ボンドラスト)
映画『007 スカイフォール』でジェームズ・ボンドが着用したことで有名なラスト。ロングノーズ・スクエアトゥの現代的なシルエットが特徴です。サイズ感は337に近く、フィット感はやや標準寄り。ビジネスからカジュアルまで汎用性が高く、初めての方にも選びやすいラストです。
ラスト 367(オードリー3用ラスト)
337ラストをベースに日本市場向けに改良されたラスト。土踏まずから踵にかけてのウエストとヒールカップを絞ることで、日本人の足に多いかかとの細さに対応しています。オードリー3に採用されています。
337Eウィズを普段履いている方が367Eウィズを選ぶ場合はほぼ同サイズが目安。かかとのホールド感が高まるため、337で「かかとが抜ける」と感じていた方に特におすすめです。
ラスト 375/376(ローファー専用)
キャベンディッシュ3(375)とボストン2(376)に採用された比較的新しいラスト。ローファー特有の脱げやすさを解消するため、ヒールカップを絞った設計です。踵のホールド感が高く、長時間着用でも快適。従来のローファー(325ラスト等)より踵が小さく設定されています。
ラスト 224(チャッカブーツ等)
1960年代から続く歴史的なラスト。チャートシーやチルターンなどのチャッカブーツに採用されています。指先は広め、かかとはやや小さめという特徴を持ちます。ブーツ系のため、紐でのフィット調整がしやすく、普通のサイズか、ラストによってはハーフサイズダウンが目安になることもあります。
| ラスト | 主なモデル | 形状 | サイズ感の傾向 |
|---|---|---|---|
| 325 | キャベンディッシュ | ラウンドトゥ・ゆったり | ハーフサイズダウン推奨 |
| 337 | オードリー | セミスクエア・ロングノーズ | ほぼ実寸換算通り |
| 348 | ハムステッド等 | スクエアトゥ・スタンダード | ほぼ実寸換算通り |
| 367 | オードリー3 | セミスクエア・かかと細め | 337Eと同サイズ目安 |
| 375 | キャベンディッシュ3 | ラウンドトゥ・踵タイト | ほぼ実寸換算通り |
| 376 | ボストン2 | ラウンドトゥ・踵スリム | ほぼ実寸換算通り |
| 224 | チャートシー・チルターン | ラウンドトゥ・指先広め | やや大きめ〜実寸通り |
人気モデル別おすすめサイズの選び方
① オードリー(AUDLEY)/オードリー3(AUDLEY3)
クロケット&ジョーンズを代表するストレートチップ。2002年の登場以来、ブランドの顔として君臨し続けています。ハンドグレードコレクションの最高傑作とも称される一足です。
オードリー(ラスト337):セミスクエアのシルエットが美しく、パリの要素を取り入れたエレガントな仕上がり。Eウィズは甲が少しゆったりめ、Dウィズは細身でシャープに見えます。足幅が標準〜やや細めの方に特に相性が良いです。
オードリー3(ラスト367):337をベースに土踏まず〜かかとを絞った日本人向け改良版。かかとが細い方や、337でかかとが抜けやすかった方に向いています。337Eウィズと同じUKサイズが目安になる場合が多いです。
② キャベンディッシュ(CAVENDISH)/キャベンディッシュ3
クロケット&ジョーンズを代表するタッセルローファー。ラスト325のゆったりとした作りが幅広い日本人の足との相性が良く、爆発的な人気を誇ります。
キャベンディッシュ(ラスト325):幅にかなり余裕があり、オードリー等と比べてハーフサイズダウンが目安です。ただし足型によって違いがあるため、試着が必須です。同じサイズで行けることもあれば、逆にサイズアップが必要なケースもあるため注意が必要です。
キャベンディッシュ3(ラスト375):BEAMSが日本人の足型に合わせてリクエストした別注から始まった改良モデル。踵のホールド感が大幅に向上し、ローファーながら脱げにくい設計になっています。サイズ感はラスト325より標準的で、実寸換算に近いサイズ選びが可能です。
③ ベルグレイブ(BELGRAVE)
パンチドキャップトゥが特徴の、ビジネス・フォーマル両用の人気モデル。ラスト337もしくは367を採用しており、オードリーとほぼ同様のサイズ感です。ボールジョイントの広さとかかとの小ささのバランスに定評があります。
④ ボストン2(BOSTON2)
コインローファーの代表モデル。旧モデルのラスト314から376へと更新され、かかとのホールド感が向上しています。ラウンドトゥで英国靴らしいトラッドな顔立ち。サイズ感はほぼ換算通りで選びやすい部類です。
⑤ チャートシー(CHERTSEY)/チルターン(CHILTERN)
ラスト224を採用したチャッカブーツシリーズ。前足部は広め、かかとはやや小さめという特徴があります。ブーツのため、紐でフィット調整が利くのも安心材料。基本的には換算通りのサイズ、または実寸によってはハーフサイズアップで対応できるケースが多いです。
ネット購入でサイズを失敗しないコツ
✅ 購入前チェックリスト
- 足の実寸を測る:夕方以降、靴下を履いた状態でかかとからつま先の長さを測りましょう。足は夕方にむくみで大きくなるため、夜に計測するとより正確です。
- UKサイズに換算する:上記の換算表を参考に、実寸より0.5〜1cm大きいUKサイズを目安にします。
- ラストを確認する:購入モデルがどのラストを使用しているか確認し、そのラストのサイズ感の傾向を把握します。
- ウィズを確認する:Eウィズが標準。足幅が細い方はDウィズも検討を。
- 革靴は最初タイトでも馴染む:革が足に馴染み中底が沈んでくることで、最初は少し窮屈に感じても、履き込むうちにフィット感が向上します。ただし最初から痛みが強い場合は注意が必要です。
⚠️ NG:スニーカーのサイズで選ばない
スニーカーはつま先に大きな捨て寸があるため、そのサイズをそのまま革靴に当てはめると大きすぎることがほとんどです。必ず足の実寸を基準にしましょう。
⚠️ NG:他のモデルのサイズを流用しない
たとえばオードリー(337)でUK7.5を履いていても、キャベンディッシュ(325)は同じサイズではゆるすぎる可能性が高いです。ラストが変わればサイズも見直しましょう。
Amazonと楽天で購入できるおすすめモデル
クロケット&ジョーンズはAmazonや楽天市場でも取り扱いがあります。以下に代表的なモデルを紹介しますので、購入の参考にしてください。
① Crockett & Jones AUDLEY3(オードリー3)ストレートチップ
ハンドグレードコレクションの代表格。ラスト367採用で日本人の足型にフィットしやすく、特にかかとが細い方に最適。フォーマルからビジネスまで幅広く対応する万能な一足です。
② Crockett & Jones CAVENDISH3(キャベンディッシュ3)タッセルローファー
日本のセレクトショップBEAMSが日本人向けにリクエストした、現在最も人気の高いローファーモデル。ラスト375採用でかかとのフィット感が向上。カジュアルからジャケットスタイルまで合わせやすい万能モデルです。
③ Crockett & Jones BELGRAVE3(ベルグレイブ3)パンチドキャップ
ドレスシューズとしての品格を保ちながらも、パンチングの装飾が程よくカジュアルさを添えるモデル。ラスト367採用で日本人の足型にフィットしやすく、ビジネスシーンで重宝します。
④ Crockett & Jones BOSTON2(ボストン2)コインローファー
ラウンドトゥのトラッドなコインローファー。ラスト376採用で踵のホールド感が向上したモデル。英国靴らしい品のある佇まいが魅力で、スーツにもチノパンにも合わせやすい一足です。
まとめ
クロケット&ジョーンズのサイズ選びで押さえておきたいポイントをまとめます。
- サイズはすべてUKサイズ表記。日本サイズより約1.5〜2サイズ小さい数字になります。
- 足の実寸より0.5〜1cm大きいUKサイズが基本の目安。
- ウィズはEウィズが標準。足幅が細めの方にはDウィズも選択肢。
- ラストによってサイズ感が大きく異なるのが最大の特徴。特にキャベンディッシュ(325)はハーフサイズダウンが必要になる場合が多い。
- 日本人の足型にはオードリー3(367)やキャベンディッシュ3(375)など、踵を絞った改良ラストが向いていることが多い。
- 革靴は履き込むことで革が足に馴染み、最初より快適になる。
クロケット&ジョーンズは試着なしのネット購入でも、ラストの特性を理解していれば高い確率でジャストサイズが選べます。この記事のポイントを参考に、自分の足にぴったりの一足をぜひ見つけてください。
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