鹿革(ディアスキン)を一枚革で使ってわかったこと|とろける手触りと“割けやすさ”という正直な弱点
私の手元に、一枚のディアスキン(鹿革)があります。なめらかな起毛と、吸い付くような柔らかさ。今は仕事椅子に敷いて、座るたびに手のひらで撫でているほど気に入っています。この記事は、鹿革の“スペック解説”ではなく、実際に一枚…
革がある生活を楽しもう!
レザー業界ニュース・革コラム
私の手元に、一枚のディアスキン(鹿革)があります。なめらかな起毛と、吸い付くような柔らかさ。今は仕事椅子に敷いて、座るたびに手のひらで撫でているほど気に入っています。この記事は、鹿革の“スペック解説”ではなく、実際に一枚…
レザー業界ニュース・革コラム
20歳のころ、私は靴作り——ハンドソーンウェルテッド製法——を習うために、ある靴工房に通っていました。そこでいちばんよく聞いた言葉が「強い革」です。繊維が詰まっていて、コシがあって、型崩れしない——それが“良い革”だ、と…
レザーとリユース
中古でリーガルの名作「2504」を、なんと2000円で手に入れました。ところが、たった1日履いただけで——母指球(前足部)のあたりから、ソールに横一文字のパックリとした亀裂が走っていたのです。一瞬「不良品?」と思いました…
レザー業界ニュース・革コラム
イギリスの革靴に憧れて、Church’s、Tricker’s、Jimmy Choo……と買い集めてきました。トリッカーズに至っては、ノーザンプトンの工場まで足を運んだほどです。けれど今、その多くを…
作る・売る・起業
レザークラフトで材料の革を買うとき、いちばん迷うのが「何デシ買えばいいのか」です。革はデシ(10cm×10cm=1デシ)という単位で売られることが多く、作品の寸法から逆算しないと、足りなかったり大量に余ったりします。さら…
レザーとリユース
2020年3月13日、私は会社員として有給休暇をもらい、東京・墨田区にある山口産業のなめし工場を訪ねました。目的は「MATAGIプロジェクト」の見学です。害獣として駆除されたシカやイノシシの皮を、革として生かし切る取り組…
レザー業界ニュース・革コラム
革を売っていた頃、忘れられない光景があります。お客さまが革に触れた瞬間、ふっと表情がやわらぐ。理屈で選んでいたはずの人が、手のひらの感触ひとつで「これにします」と言う。実は私自身がそうです。写真を何枚見ても決めきれないの…
レザーとリユース
「リーガルが希望退職」「名門ブランドが店を畳む」。2026年に入って、革靴をめぐる少し寂しいニュースが続きました。革が好きな方ほど、「自分の好きなものが、静かに消えていくのでは……」と、不安になったのではないでしょうか。…
レザー業界ニュース・革コラム
私は、革業界の発展のために生きたいと思っています。大げさに聞こえるかもしれませんが、これがすべての大前提です。そして、その思いがあるからこそ、私は自分のアイデアを抱え込まず、考えついたことを記事として公開し続けています。…
レザー業界ニュース・革コラム
革の小売りで働いていたとき、毎日のように革の端材が出ていました。卸から仕入れた革を裁断し、半裁や丸革をお客様の求めるサイズにカットする。その過程で、必ず余りが生まれます。その行き先には、はっきりとした「階層」がありました…