本革・合皮の見分け方|質問に答えるだけで簡単チェック【無料診断ツール】

「これって本革?それとも合皮?」——購入前やリユース品の見極めで迷ったときに、6つの質問に答えるだけで本革か合成皮革かを判定できるチェッカーを用意しました。匂い・シボ・断面・手触り・水の弾き方・表示という、プロも使う見分けポイントをそのまま質問にしています。

目次

本革・合皮 見分けチェッカー

6つの質問に答えると、本革か合皮かを判定します。

※あくまで簡易判定です。最終確認はタグ表示や販売店への確認が確実です。

Q1. 革のニオイをかぐと?

Q2. 表面の模様・シボ・毛穴は?

Q3. 切れ端や縫い目の断面を見ると?

Q4. 手で触った感触は?

Q5. 目立たない所に水を一滴垂らすと?

Q6. タグの素材表示や価格は?

見分け方の6つのポイント早見表

ポイント本革(天然皮革)合皮(PU・PVC)
ニオイ動物的な独特の革の匂いゴム・ビニール・薬品っぽい匂い
表面の模様シボ・毛穴が不規則同じ柄が規則的に繰り返す
断面繊維が起毛・ほつれる布の基布が見える/層構造
手触り・温度しっとり・体温で温まるひんやり・均一でツルッ
水滴しみ込んで色が濃くなる弾いて玉になる
経年変化艶・味が深まる数年でひび割れ・剥離

「合皮」にも種類がある(PU・PVC・人工皮革・リサイクルレザー)

ひとくちに合皮といっても、素材によって質感も寿命も違います。代表的な4タイプを知っておくと、表示を見たときの判断が速くなります。

種類特徴寿命の目安
PUレザーポリウレタン製。本革に近い柔らかさで最も普及2〜3年(加水分解しやすい)
PVCレザー塩化ビニル製。丈夫で水に強いがやや硬い・安価比較的長め(硬化はする)
人工皮革不織布+樹脂で本革の構造を再現。高級品もある用途により幅広い
リサイクルレザー本革の繊維くずを樹脂で固めた再生皮革。「本革」表示でも実質これに近いことも剥離しやすい

PUレザーの「加水分解」とは、空気中や汗の水分で樹脂が分解し、表面がベタつき・ひび割れ・剥がれていく現象。使わず保管していても進むのが厄介な点です。用語の詳細は 革用語辞典 も参考に。

中古・リユースで失敗しないための見分けのコツ

フリマやリサイクルショップでは「本革と思って買ったら合皮だった」「加水分解寸前の合皮だった」という失敗が起きがちです。次の点をチェックすると安心です。

  • 角・持ち手・縁を見る:擦れた部分から基布(布地)が見えていれば合皮。
  • 表面のベタつき・粉吹き:PUの加水分解サイン。買ってすぐ劣化が進むことも。
  • 匂いをかぐ:ビニール臭が強いものは合皮の可能性大。
  • 表示タグ:「合成皮革」「PUレザー」「人工皮革」は合皮、「牛革」「本革」は天然皮革。

本革の中古をお得に狙うコツは 中古革製品の選び方 にもまとめています。

本革だった場合は、長く育てるための日常ケアが効いてきます。用途別のおすすめケアグッズは下記でまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 合皮なのに高価な製品があるのはなぜ?

近年は本革に迫る質感の高級合皮(人工皮革)もあり、デザインやブランド価値で価格が上がるためです。素材だけで良し悪しは決まりません。用途に合うかで選びましょう。

Q2. 本革と合皮、どちらが長持ちしますか?

手入れ次第ですが、一般に本革は数年〜十年以上使えるのに対し、合皮は加水分解で2〜5年ほどで劣化が出やすい傾向です。長く使いたいなら本革が有利です。

Q3. 水を垂らすテストは製品にやっても大丈夫?

必ず内側など目立たない場所で、ごく少量で試してください。本革はシミになる可能性があるため、購入前の他人の商品では行わないようにしましょう。

Q4. 「本革」表示でも一部が合皮のことはある?

あります。表側は本革でも、裏地や持ち手が合皮という製品は珍しくありません。気になる部分ごとに確認するのが確実です。

Q5. ヴィーガンレザー・エコレザーは合皮のこと?

多くは合成皮革(PU等)を指しますが、近年はサボテン・りんご・キノコ由来など植物性の新素材も「ヴィーガンレザー」と呼ばれます。「エコレザー」は日本では一定基準を満たした本革を指す場合もあり、表記の意味は商品ごとに確認しましょう。

Q6. 合皮を少しでも長持ちさせるには?

直射日光・高温多湿を避けて保管し、使ったら乾いた布でから拭きを。レザー用クリームやオイルは逆効果になりやすいので使いません。加水分解は経年で進むため、長期保管より「使い切る」意識が結果的に長持ちにつながります。

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